SHEET K-47-02

専門ソフトを、言葉で動かす

MCP連携の実験

CAD のように、操作を覚えるまでに時間がかかり、専門の人に頼むしかなかったソフトがあります。MCP でつなぐと、やりたいことを言葉で伝えるだけで、難しい操作を AI が代わりに行います。弊社で試した様子を、動画で公開しています。

01実験の記録

言葉で頼んで、作図させる。

実験は順に増やしていきます。どれも、弊社で実際に動かした画面をそのまま録っています。

02MCPとは

AI と専門ソフトを、つなぐ規格。

MCP(Model Context Protocol)は、AI とソフトをつなぐ共通の規格です。ソフトの側に MCP の窓口があれば、AI はそのソフトを命令で動かせます。操作を覚えるのは、人ではなく AI になります。

紙の人形が机の書類から頼みごとを送り、緑に光るガラスの接続口を通って、製図機が図面を描いている模型。
人の頼みごとが、つなぐ口(MCP)を通って、ソフトを動かす。
人 やりたいことを言葉で頼む。
AI 手順を組み立て、ソフトへの命令に置き換える。
MCP AI とソフトをつなぐ共通の規格。ソフト側の窓口。
ソフト CAD・3D・動画編集など。実際に作図・編集する。
画面を撮って見比べる

作ったら画面を撮って AI に見せ、図面と見比べて直させる。この戻りの流れがあるかどうかで、仕上がりが変わります。

03業務の水準へ

動かすだけでなく、使える水準まで。

AI がソフトを動かせても、そのままでは業務で使える品質になりません。弊社では次の5つを組み合わせて、仕上がりを引き上げています。

画面に入ると、板が傾いて層が手前へ浮き上がります。

依頼する人指示を書く

1指示(プロンプト)

目的条件完成の基準

参考資料
決まりごと(手順書)
これまでのやり取り

2文脈(コンテキスト)AI が判断に使う情報の全部

AI
集める 作業する 確かめる

4ループ基準に届くまで AI が繰り返す

3ハーネスAI を働かせる仕組み

枠が決めること道具を渡す文脈を整えるしてよい範囲

5人が確かめる

AI の判定だけで完成にしない
業務で使える
  1. 1指示(プロンプト)窓の上に、さらに浮いた1枚目的・条件・完成の基準を具体的に
  2. 2文脈(コンテキスト)土台から浮いた窓AI が判断に使う情報の全部
  3. 3ハーネスいちばん下の土台AI を働かせる仕組み
  4. 4ループ土台から浮いた輪基準に届くまで AI が繰り返す
  5. 5品質チェック土台の外の最後AI の判定だけで完成にしない
詳しく:5つの中身
  1. 1指示(プロンプト)

    何をしてほしいかを、目的・条件・「何ができたら完成か」まで具体的に書く。指示も、AI が読む文脈の一部。曖昧な依頼ほど、AI の推測が増える。

  2. 2文脈(コンテキスト)

    AI が判断に使う情報の全部。指示のほか、参考資料、社内の決まりごと(手順書)、これまでのやり取りやループの中で出た結果が入り、回るたびに増えていく。何を入れ、何を選び、何をまとめるかはハーネスが整える。

  3. 3ハーネス

    AI を仕事で働かせるための土台の仕組み。ループを回し、使ってよい道具を渡し、文脈を整え(入れる・選ぶ・まとめる)、してよい範囲を決める。

  4. 4ループ

    必要な情報を集める → 作業する → 決まりや基準と照らして確かめる。この輪を、基準に届くまで AI 自身に繰り返させる。「できました」の一言では止めない。

  5. 5品質チェック

    ループを抜けた後、人が確かめる。ループの中の「確かめる」は AI が自分で行う1段なので、ここには数えない。AI の判定だけで完成にしない。

04つながる主なソフト

どのソフトが、つながるか。

2026年10月時点で、各社の公式の情報を確かめた結果です。提供元が自ら公開しているものと、第三者が公開しているものを分けています。「試す予定」は、弊社でこれから実験するソフトです。

ソフト分野MCP補足
Blender試す予定3D提供元が公開無料。AI が書いたコードを実行する仕組みなので、試すときは隔離した環境で。弊社で試すこと言葉で頼んで、製品の3Dの見本を組み立てる。
Autodesk FusionCAD提供元が公開手元のパソコンでのみ動く。Fusion の契約が前提。
AutoCAD・Civil 3DCAD提供元が試験提供試験提供。開いている図面を調べ、変更できる。
Rhino・Grasshopper3D・CAD提供元が公開提供元(McNeel)が公開。Rhino のライセンスが必要。
SketchUp3D提供元が公開クラウドで動く。手描きや写真から形を起こせる。
FreeCAD試す予定CAD第三者が公開無料。第三者の MCP が活発(画面の撮影や応力解析まで)。弊社で試すこと無料の CAD で、部品の作図から強度の確認まで。
DaVinci Resolve試す予定動画編集提供元が公開本体に内蔵(21.1 から)。有料の Studio 版のみ。弊社で試すこと長い素材から、短い紹介動画を編集させる。
Figma・Canva・Affinity試す予定デザイン提供元が公開いずれも提供元が公開。Figma の書き込みはベータ。弊社で試すことAffinity・Canva で、チラシや名刺を、ブランドの決まりに沿って作らせる。
Adobe(Photoshop・Illustrator ほか)デザイン提供元が公開公式の連携は、クラウドの道具(補正・切り抜き・PDF など)を使うもの。デスクトップ版の画面を操作するものではない。Illustrator は試験版のアプリにだけ連携がある。
Jw_cadCAD無し実用的なものは見当たらない。

製品の対応状況は月単位で変わります。導入を検討するときは、その時点の提供元の情報を確かめてください。

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